ビタミンB6は、たんぱく質や脂質の代謝に関わるB群ビタミンです。多くの食品に天然に含まれており、私たちの身体では、代謝に関わる100以上もの酵素反応にビタミンB6が必要となります。ビタミンB6は、胎児期および乳児期の脳の発達や免疫機能にも関与しています。ビタミンB6が不足すると、皮膚や口腔内に炎症を引き起こしたり、貧血などの症状を引き起こしたりする可能性が考えられます。
また、ビタミンB6はセロトニンやドーパミンなど心の安定を保つ神経伝達物質の生成にも関わっていたりするなど、健やかな体を保つために欠かせない栄養成分だと言われています。その為、成人の場合、ビタミンB6が不足する事で心のバランスを崩してしまう可能性もあると言われています。心身ともに元気に過ごすためには、バランスの取れた食事でしっかり栄養を摂る事が肝心でしょう。食品からはレバーや肉、魚、豆類、トウモロコシなどに多く含まれていますよ。